インボックスゼロを実践したり、リマインダーメールを利用したりすると、メールの受信箱を使ったタスク管理で面倒なのが、タスクとして扱うメールとそうでないメールの仕訳や管理。受信箱でのタスク管理を強力にサポートするActiveInboxというアドオンがあったので試してみました。
» ActiveInbox – Better Gmail plugin for GTD® email management
今回は機能が限定された無料版をインストールしてみました。ブラウザーはFIrefox、Chromeをサポートしています(これらのアドオンがダウンロード可能)。
アドオンをインストールすると、サイドバーにActiveInboxが出現。このサイドバーを使ってタスクを管理していくことになります。
届いたメールにプルダウンメニューがつき、こちらからタスクの状態を選択。タスクの状態以外にもプロジェクトやコンテキストなどが用意されています。
プルダウンメニューからActionを選択すると、To DoのActionへ仕訳されています。
一方で、自分が作成するメールとなると過去のメールが表示する「Previous Email」というボタンが追加されています。送信先にメールアドレスを入力すると過去のメールの一覧が表示されるので、メールを書きながら過去のやりとりを参照するといった使い方ができるようになります。
一番いいなと思った機能がこちら。
Gmailでは受け取ったメールにはラベルを簡単に付けられるのですが、自分が送ったメールにラベルを付けるときは「送信済みメール」を開いてラベルを付けなくてはならず、かなり面倒。ActiveInboxでは新規メールに直接ラベルを付けることができるため、送ったメールをそのままタスクに仕訳することが可能。
よーくみてみると、GTDを実践するためにGmailのラベルをうまく使って分類しているだけなのですが、一から自分で考えるよりも(ラベルを決めたり、ラベルの階層を考えたりと)、ActiveInboxといったパッケージものを使った方がタスクの処理に集中することができ、余計なことに注力しなくてすむのでよいのではないかと思います。